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2018/3/30 15:00

3D-CADって何?



設計や製図を行うCADは、建築や機械、土木だけでなく、アパレルや宝飾等さまざまな業界で使われています。特に3D-CADは、平面ではなく立体で表現できるので、今後ますます活躍の場を広げていくでしょう。

今回は、その3D-CADのメリットや、実際に顧客とのコミュニケーションツールとして活用している企業をご紹介します。


1.「3D-CAD」とは?
一昔前、設計者が図面を作成する際にはドラフターという製図台を使い、1本1本の線を手書きしていましたが、その方法はパソコンの普及と共に2D-CADへ、そして 3D-CADへと移行してきました。

3Dとは「3-dimensions」の略で、縦、横、奥行きの3次元(立体)を意味します。そしてCADとは「Computer Aided Design」の略で、コンピューターで設計をする道具のこと。

つまり3D-CADは、設計や製図を行うCADの種類の一つで、立体的な図面を作成するために使われるものです。

2.「3D-CAD」のメリット

3D-CADは、その立体的な図面を見る側と作る側のそれぞれにメリットがあります。


2-1.見る側のメリット
例えば、2D-CADで作られた平らな図面を具体的にイメージするためには、そこから立体を想像する必要があり、豊富な知識や経験があるはずの設計者ですら、初めて見る図面を理解するにはそれなりの時間がかかると言われています。

物作りの過程では設計者以外にも多くの関係者が図面を目にしますが、知識のない方がイメージするのはかなり困難です。

ですが、3D-CADは立体なので誰が見ても一目瞭然で、これが最大のメリット。また、画面内で形状を回転させることもできるので、さまざまな角度からの確認もできます。

2-2.作る側のメリット
2Dで作られた図面の場合、製品を完成させるために必要な体積や表面積等の情報は、設計者が自力で計算していました。残念ながらその数値は正確性に乏しく、計算ミスによる誤差が発生することもあり、設計者が負担に感じる部分でもありました。

それが、3D-CADではボタン一つで簡単に算出できるようになったのですから、作る側には大きなメリットです。


また、部品同士の干渉チェックなど、それまでは試作品が完成しないと確認できなかったことが早い段階で解析できるようになり、完成までのコストダウンやスピードアップに繋がったことも大きなメリットだと言えます。




3.「3D-CAD」を最大限に活用!エクステリアのエキスパート~サンクス~

例えば、新築やリフォームをする場合、工事を依頼する方と受ける方の認識にズレがあってはいけないので、施工前の打合せは特に慎重になるかと思います。

大きな買い物ですので、なおさら綿密な打ち合わせをすることでしょう。

そこで、新築からリフォーム、補修まで幅広く対応している外構・エクステリアのエキスパートの有限会社サンクスでは、3D-CADを用いた提案を行っています。
視覚による確認ができるため、双方の認識が大きく食い違う心配がありません。


3D-CADのメリットを最大限に活用することで、イメージ通りの完成に導いてくれるのです。



4.まとめ
新築やリフォームは特別な買い物です。簡単に交換できるものではないので、絶対に後悔したくないですね。そのような時に、言葉ではなく目で確認できる3D-CADはとても便利。これからますます需要が高まりそうです。